早いものでもう10月です。今日は十五夜ですね。
今日は空気もひんやりとして肌寒い秋らしい日です。
気候の変化で風邪をひく人も多いようですのでくれぐれもお気を付け下さい。
さて、まもなく着工する現場の地盤調査が行われました。敷地に位置を出して地縄をはり、建物の4隅と中心の地盤を調査します。
住宅を建てる際、最近ではほとんどの場合地盤調査を行うようになりました。地盤調査とは、その地盤がどれだけの建物の重みを支える力があるのかという地耐力を調べるために行われます。地耐力が足らないと建物が沈んでしまい不同沈下が起こります。この不同沈下を防ぐために地盤調査が必要になります。調査の結果では地盤改良工事などを行う場合もあります。
住宅の地盤調査の方法はスウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)が一般的ですが、弊社では表面波探査法で行っています。
表面波探査法は、地面をゆらしてその「ゆれ」の伝わる速さにより地盤の軟弱を判断します。(画像・左)それを計測する機械が右の写真です。データの変化から地層の境界を判別し各層ごとに支持力がどのくらいあるかがわかります。地盤がしっかりしていれば改良工事は必要ありません。この表面波探査法では数値により地耐力を細かく判断しています。それにより必要以上の地盤改良工事を減らしています。弊社でも以前はスウェーデン式の調査でしたが表面波に変えてからは地盤改良工事がほぼなくなりました。もちろん地盤の保証もついています。
新築の際には瑕疵担保責任保険とあわせて安心の保証をご利用いただけます。